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スロートレーニング(スロトレ)

スロートレーニング(スロトレ)は、その名のとおり、ゆっくりとした動作で行う筋力トレーニングです。
どのくらいスローに行うかというのには、いくつかの方法があるのですが、例えば、ダンベルを上下させるのに、普通、あげるのに1秒、おろすのに1秒かけるとしましょう。
スロートレーニングでは、上げるのに5秒、上げたところで5秒静止、降ろすのに5秒と、合計15秒かけます。
そのため、通常の筋トレよりは軽い負荷を使うことになります。
これほどゆっくりとトレーニングを行うことには、実は次のような大きなメリットがあります。

1.反動を使って行う筋トレにありがちな怪我を防ぐことができる。そのため、アメリカでは、スロトレは怪我の絶えないアメフト選手の間でポピュラーなトレーニング方法です。
2.ゆっくりと時間をかけて動作をすることで、使っている筋肉の中の遅筋線維→中間筋線維→速筋線維と、全てのタイプの筋線維を順番に偏りなく使うことができる。そのため、1回のトレーニングの効果が非常に高い。
3.使っている筋肉に意識を集中させやすい。
4.ゆっくり動かすことで血流が制限させるため、加圧トレーニングのような、成長モルモンの増大が期待できる。

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